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最後の晩餐
今日は朝から雨模様。天気のせいもあって朝から憂鬱な私。 
会社でも彼の入院の事が気になって「心此処にあらず」といった感じで、なんだか仕事も手に着きません。
「誰かにこの思いを聞いてもらいたい!」
やるせない思いを自分の中だけに留めておくのが辛くなった私は或るBBSに気持ちを投稿してみました。 
「仕方ないこととはいえ、昨日は電話口で泣いてしまいました。こんな私にメッセージをください…。」
しばらくすると、様々な返信がありました。 
 「亡くなったって事でもないんだし 悲観的にならずに彼の看病をしてあげて、2人で乗り越えてくださいね。」 
 「きっと彼も同じ気持ちなんじゃないかな?こういう時こそ二人で協力して乗り切ってほしいな。結婚前にゆっくり話ができる時間が出来たと思って、彼の看病してあげてくださいね。」
 「今、あなたが落ち込んでばかりいると、彼が辛いだけです。ゆっくり二人で話し合って、納得のいく選択をして下さい。」
この返信を見た途端、全身から力が抜けていくのが分かりました。
 そうだよね。そう考えればいーんだよね...!
また同時に何でこんな簡単なことに気づかなかったのだろう、と不思議な気持ちになりました。
ようやく全身に活力が戻り、今晩彼に会えることに急にワクワクしてくると、定時まではアッという間でした。 
#つくづく、単純明確な頭でよかったナ。 
そして約束の時間、会社そばの待ち合わせ場所に彼の車は停まっていました。 
「最後の晩餐ってことで、寿司が食べたいんだけど...。」 
開口一番にこのセリフ、明後日から入院なのに自覚が足りない!! 
「ダーメ! そんな豪勢な食事はダメだよ、和食は和食でもそばとかうどんとか、もっとあっさりしたものにしなよ。」 
「そんなぁ...。最後ぐらいさ、ねぇねぇ。(^^;」 
「ダーメ!」 
こうして車は横浜へ向けて走り出しました。…が、運転席の彼はとても悲しそうな表情で口がへの字になっています。 
「もー!!しょーがないなぁ、じゃ、築地の寿司にしようか。但し、腹八分目、食べ過ぎないようにしてよ。」 
「わぁーい!(*^O^*)」 
子供のように喜ぶ彼を見ていると、昨日の悲しみが嘘のように笑いがこぼれてきました。 
お寿司も美味しかったし、彼との夕食も満喫できたし、最後の晩餐は笑顔で終わりました。
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テーマ:結婚 - ジャンル:結婚・家庭生活

【1999/04/06 00:00 】 | 未分類 |
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